全国各地の魚介料理が大集合する「第4回 JAPAN FISHERMAN'S FESTIVAL2018~全国魚市場&魚河岸まつり~」が東京都千代田区の日比谷公園で11月22日から4日間開催された。父親を通した家庭内魚食を推進する「パパさかな大使」プロジェクトのブースも24日に出展。「パパさかな大使」を増やすことが目的だ。
ブース設営で強力な助っ人として参加してくれたのが風船で何でも作る田崎パパと五十嵐パパだ。この日も風船で魚やカニをひねり出してくれた。みるみるうちにブースが華やかに。パパさかな大使プロジェクトの魚のロゴも即興で作ってくれた。次々に集まる大使のパパたちとその家族で、ブースは大にぎわい。
昼からは公園内の小音楽堂で、パパさかな大使の学校と称して、魚料理を当てるクイズなどを行った。日頃から魚が大好きで元気のいい子供たちが率先して答えてくれた。
大にぎわいの会場では、どこを歩いても威勢のいい掛け声とおいしい匂いが漂ってくる。縁日の屋台ではなく、日本各地の魚介料理が大集合する食の祭典。子供たちは、見たことも味わったこともない料理やメニューに大興奮。ぜいたくな海鮮丼に銀ダラスープの水ギョーザ、キンメコロッケ。
夕方には、魚バルーンを子供たちにプレゼント。風船がきっかけでもいいから、魚が好きになってくれるとうれしい。
パパ料理研究家。昭和45年生まれ、京都府出身。立命館大卒。平成21年、ビストロパパ代表。26年、日本パパ料理協会設立、会長飯士就任。28年、農林水産省食育推進会議専門委員。SAKANA&JAPAN PROJECT(推進協議会・産経新聞社など)の一環で、父親を魚食推進の担い手に任命する「パパさかな大使」の代表を務める。