いよいよ14日に開幕するサッカーワールドカップ・ロシア大会。大事な初戦のコロンビア戦は、家族みんなで力いっぱい応援します。
「そのためには、コロンビアの料理で元気をつけるのはいかが?」。江上料理学院副院長の江上佳奈美先生からいいアイデアをもらいました。日本とは地球の反対側にある南米コロンビアは、どんな料理があるんだろう。カリブ海と太平洋に挟まれて、沿岸の地域はおいしいシーフード料理がありそうですね。
「その通り。ココナツミルクで料理に独特の甘みやコクを出すのも特徴のひとつね」と江上先生。日本でもおなじみのメカジキと、ココナツミルクを使ってコロンビア風の魚料理を作ってみることにしました。
メカジキは焼く前に塩、コショウに加え、トウガラシを粉末にしたカイエンペッパー、パセリのみじん切りをふります。「カイエンペッパーがなければ一味トウガラシでも。パセリはバジルに代えてもいいし、乾燥品のスパイスを使ってもOKよ」と、江上先生が教えてくれました。
ココナツミルクは今回、パウダータイプを水で溶いて使いましたが、もちろん缶やパックに入った液状のものでもいいそうです。小麦粉をバターで炒めてからココナツミルクを加え、少し煮詰めると滑らかな真っ白いソースが出来上がりました。
魚にココナツミルクの甘い香りの組み合わせが新鮮。口に運ぶと、まろやかな味わいにペッパーのほんのりした辛味が追いかけてきました。“敵を食う”はずだったのに、ママは「優しい味で癒やされるわ~」。
メカジキ | …3切れ |
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カイエンペッパー(パウダー)、パセリのみじん切り | …各少量 |
小ネギ(1cm長さに切る) | …1本分 |
ココナツミルクパウダー | …大さじ5 |
塩、コショウ、小麦粉、サラダ油、バター |