冬から春にかけてが旬のホタテはうまみたっぷりで、年末年始のパーティーやおもてなしのメニューにぴったりの食材ですね。
「生でも焼いても揚げてもおいしいから、利用範囲が広いのが魅力。ごちそう感のある一品を作ってみましょう」
江上料理学院副院長の江上佳奈美先生がワイン蒸しの作り方を教えてくれました。
ホタテは扇のような形をした二枚貝で、主に貝柱の部分を食用にします。組み合わせる野菜は、クリスマスカラーのプチトマトとブロッコリーを選びました。
ブロッコリーは小房に分けて一口大にし、電子レンジでかために火を通しておきます。
ホタテに包丁を横に入れて厚みを半分に。みじん切りのタマネギをバターでさっと炒めたら一度火を止め、ホタテ、プチトマト、ブロッコリーを広げてのせます。白ワインを加えて蓋をし、蒸し煮にします。
「ホタテは加熱し過ぎると身が締まってかたくなるので注意してね。食べる直前に調理するのもかたくなるのを防ぐために大事よ」と、江上先生がアドバイスしてくれました。
このワイン蒸しは、ほかにもハマグリやカキといった貝や、白身魚でもアレンジできるそうです。
器に盛ると、クリスマスの食卓がぐっと華やぎそうな仕上がり。ママはホタテを食べるなり、「しっとりとした食感でとてもおいしいわ」と、うっとり。ホタテのうまみとバターのコクに、トマトのほのかな酸味が溶け出したソースは絶品です。
ホタテ貝柱 | …2枚 |
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せんべい(サラダ味) | …4枚 |
バター | …大さじ |