「今日の献立はどうしよう」「とにかくあり合わせの材料で何か作らなくちゃ」というときのお助けメニューといえばカレーです。まさに今がそのとき。「またカレー?」と言われないように、今日は目先を変えて、シーフードカレーにしよう。
「冷凍のエビやシーフードミックスを使うのもいいけれど、これもおすすめよ」
江上料理学院副院長の江上佳奈美先生がこう言って手にしたのは“サバ缶”です。買い置きのトマト缶と組み合わせ、うまみたっぷりのトマトカレーを作ることにしました。
まず、みじん切りにしたタマネギとニンニクを炒めて、トマト缶を汁ごと加えます。「トマト缶はホールでもカットタイプでもどちらでも。ホールの場合は鍋の中で潰しながら煮てね」と江上先生。
1/4くらいの量になるまで煮詰めたらカレールーを割り入れて、サバ缶をこちらも缶汁ごと加え、軽く身をほぐします。
サバの水煮缶は生の魚を缶に詰めて、加圧しながら熱を加えてつくられる、いわば圧力調理済みのサバ。料理の素材としても便利なんですね。出来上がったカレーをご飯にたっぷりとかけていただきます。
カレーのスパイスとトマトの濃厚なうまみで、サバの臭みが隠れてしまいました。ひなちゃんもおいしそうに食べています。江上先生いわくご飯だけでなく、ショートパスタを加えたり、さらに煮込んで水分を飛ばし、パンに挟んだりと、さまざまにアレンジが利くとか。「また作ってね」と言われてしまいそうです。
サバ水煮缶詰(内容量190グラム) | …1缶 |
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ご飯 | …茶碗3杯分 |
タマネギ | …40グラム |
ニンニク | …1かけ |
トマト水煮缶詰(内容量400グラム) | …1缶 |
カレールー | …3皿分 |
サラダ油 |