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ひなちゃんパパの
家族レシピ

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サミットで注目?広島風お好み焼き

19日から広島市でG7サミット(先進7カ国首脳会議)が開催されます。広島が世界中から注目されそうですね。そのニュースを見聞きするうちに、食べたくなってきたのが名物の広島風お好み焼き。焼きそば入りで、ボリューム満点のお好み焼きですよね。

「パパは食いしん坊ですねぇ。でも、ひなも食べたいですぅ」と、ひなちゃんはホットプレートを用意して、準備を始めました。

「ひなちゃんはよく分かっているわ。ホットプレートなら温度が一定に保てるし、空いたスペースを使って同時進行で調理もできるから効率よく作れるの」。江上料理学院副院長の江上佳奈美先生がこう話すと、ひなちゃんは自慢げな表情を浮かべました。

小麦粉を水で溶いて、生地を焼きます。おたまの背を使って丸く薄く広げてクレープのように焼けたら、削り節を散らします。野菜をこんもりのせて豚肉を並べ、生地を回しかけます。

「ひなちゃんパパ、ここが腕の見せどころよ。思い切りよくひっくり返してね」と江上先生。左右からへらを差し込んで、「えいっ!」と気合を入れながら返しました。そして、ホットプレートの空いているスペースで焼きそば、次に卵を焼き、何層にも重ねていって、一体感のあるお好み焼きが出来上がりました。

「ソースのこうばしい香りが食欲をそそるわ」とママ。ハフハフ…。キャベツの甘みが口に広がります。食卓で楽しく作りながら食べると、おいしさもひとしおです。

材料
(2枚分)
キャベツ …300グラム
モヤシ …100グラム
豚バラ薄切り肉 …4枚(約80グラム)
…2個
焼きそば麺(中華麺) …2玉
削り節、青のり …各適量
薄力小麦粉、中濃ソース
作り方
1
ボウルに小麦粉80グラムを入れ、水110ミリリットルを加えて溶く。
2
キャベツは千切りにする。
3
ホットプレートを180度に温める。①のおたま1杯分を円形に薄くのばす。全体に削り節を散らし、②、モヤシの各半量を順にのせる。
4
③の上に豚肉を重ならないように2枚並べ、①を少量回しかけてひっくり返す。プレートの温度を200度に上げて野菜を蒸し焼きにする。
5
プレートの空いている部分で麺1玉を炒め、中濃ソース大さじ1~2を絡める。丸く形を整えて上に④をのせる。
6
プレートの空いた部分に卵1個を割り入れ、黄身を潰して薄く広げて丸く焼く。上に⑤をのせ、ひっくり返す。残りの材料で同様にもう1枚焼く。
7
器に⑥を盛り、中濃ソース適量を塗って青のりを散らす。
取材協力・江上料理学院
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