目には青葉、山ホトトギス、初ガツオ-。新緑の季節を迎えると、江戸っ子ならずとも食べたくなるのがカツオです。たたきでさっぱりといただくと、こたえられませんね。
「たたきをフライパンで作ってみましょうか?」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生にすすめられ、早速挑戦してみました。
まず、焼く前に氷水を用意します。フライパンにサラダ油を引いて、さくのカツオを入れ、面を変えながら全体に焼き色をつけます。
「赤い身が白く変わったらOK。火の通りが思いのほか早いので注意してね」と江上先生。薄く表面だけに火が通って中はちゃんと生のまま、というのがベストですね。焼き過ぎないように注意して、用意した氷水の中に入れました。しっかりと冷やすことで、余熱を止めます。
今日は目先を変え、水菜と新タマネギを組み合わせて韓国風サラダに仕立てます。ドレッシングはしょうゆをベースにすりゴマやニンニク、ゴマ油を合わせて。大人だけが食べる場合は、一味トウガラシやラー油で辛みを効かせるといいそうです。
カツオと野菜を盛りつけたところにドレッシングを回しかけて、全体を混ぜてからいただきます。
「さっぱりとしているけれど、ゴマとゴマ油の風味でコクのある味わいになっているわ」とママ。ひなちゃんもカツオをおいしそうに食べています。小ネギをパクチーに替えたり、オーブントースターでカリカリに焼いたワンタンの皮を加えたりすれば、エスニックなメニューとしても楽しめそうです。
カツオ(刺し身用、約300グラム) | …1さく |
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水菜 | …1株 |
新タマネギ | …4分の1個 |
小ネギ(小口切り) | …1本分 |
すりゴマ(白) | …大さじ1 |
おろしニンニク | …小さじ1 |
しょうゆ、砂糖、サラダ油、ゴマ油 |