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ひなちゃんパパの
家族レシピ

086

カツオの韓国風サラダ

目には青葉、山ホトトギス、初ガツオ-。新緑の季節を迎えると、江戸っ子ならずとも食べたくなるのがカツオです。たたきでさっぱりといただくと、こたえられませんね。

「たたきをフライパンで作ってみましょうか?」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生にすすめられ、早速挑戦してみました。

まず、焼く前に氷水を用意します。フライパンにサラダ油を引いて、さくのカツオを入れ、面を変えながら全体に焼き色をつけます。

「赤い身が白く変わったらOK。火の通りが思いのほか早いので注意してね」と江上先生。薄く表面だけに火が通って中はちゃんと生のまま、というのがベストですね。焼き過ぎないように注意して、用意した氷水の中に入れました。しっかりと冷やすことで、余熱を止めます。

今日は目先を変え、水菜と新タマネギを組み合わせて韓国風サラダに仕立てます。ドレッシングはしょうゆをベースにすりゴマやニンニク、ゴマ油を合わせて。大人だけが食べる場合は、一味トウガラシやラー油で辛みを効かせるといいそうです。

カツオと野菜を盛りつけたところにドレッシングを回しかけて、全体を混ぜてからいただきます。

「さっぱりとしているけれど、ゴマとゴマ油の風味でコクのある味わいになっているわ」とママ。ひなちゃんもカツオをおいしそうに食べています。小ネギをパクチーに替えたり、オーブントースターでカリカリに焼いたワンタンの皮を加えたりすれば、エスニックなメニューとしても楽しめそうです。

材料
(2、3人分)
カツオ(刺し身用、約300グラム) …1さく
水菜 …1株
新タマネギ …4分の1個
小ネギ(小口切り) …1本分
すりゴマ(白) …大さじ1
おろしニンニク …小さじ1
しょうゆ、砂糖、サラダ油、ゴマ油
作り方
1
フライパンに薄くサラダ油を引いて熱し、強火でカツオの表面に焼き色をつけて氷水に入れる。水気を拭き取り、7ミリ厚さに切る。
2
水菜は根元を落とし、3センチ長さに切る。
3
新タマネギは繊維を断つように横に薄切りにする。
4
しょうゆ大さじ3、すりゴマ、おろしニンニク、砂糖小さじ1、ゴマ油小さじ2を混ぜ合わせる。
5
器に②を敷いて①を並べ、③、小ネギを散らす。④のドレッシングをかけて、全体を混ぜてからいただく。
取材協力・江上料理学院
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