
買い物に出掛けようと思ったら突然の雨…。梅雨の季節は外出もおっくうになるときがありますよね。保存が利く食材を多めにストックしておくのも、ひとつの手です。
「乾物は常温で保存できるし、場所を取らないのでおすすめよ。切り干し大根は、定番の煮物以外にも、いろいろな料理に活用できて便利なの」
江上料理学院副院長の江上佳奈美先生のアドバイスで、いつものおかずに使ってみることにしました。
メニューは「豚キムチ」に決まり。まず、切り干し大根を水に漬けて戻します。
「袋に表示されている時間に合わせて。長時間漬け過ぎると、食感も風味も落ちてしまうので注意してね」と江上先生。
豚肉と炒め合わせ、切り干し大根にも油が絡まったら白菜キムチを加えます。キムチの汁が残っていたらそれも一緒に。キムチはメーカーによって味が異なるため、味をみて物足りなければ、しょうゆを少し垂らして調味するのがポイントです。
お皿に盛りつけると、モヤシやキャベツなどを使ったいつもの豚キムチよりも、ボリュームたっぷりの一品に仕上がりました。
シャキシャキとした食感が楽しめるので食べ応えもアップしますね。「切り干し大根なら食物繊維もたくさん取れて、うれしいわ」とママ。
切り干し大根の甘みで、キムチの味がマイルドになって、ご飯にもお酒にもぴったりの味わい。ネギの代わりにニラを合わせてもおいしそうです。うっとうしい季節を元気に乗り切るための頼もしい味方ができました。
切り干し大根 | …30グラム |
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豚バラ肉(薄切り) | …150グラム |
白菜キムチ | …150グラム |
小ネギ | …2本 |
塩、コショウ、しょうゆ、ゴマ油 |