魚の国 宝の国 SAKANA & JAPAN PROJECT

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SAKANA & JAPAN PROJECT × イトーヨーカドーCooking Support

材料
(1人分)
ご飯 …丼1杯分
刺身用ぶり(スライス) …5切(約60g)
うなぎ蒲焼のタレ …大さじ1
きざみのり …適量
大葉 …1枚
白ごま …適量
作り方
1
ぶりを蒲焼のタレに約10分程度漬け込む。
2
器にご飯をいれ、きざみのりをのせ、その上にぶりをのせる。
3
白ごま、大葉をトッピングする。

ぶりの蒲丼

魚食の活性化に取り組んでいる「SAKANA&JAPAN PROJECT」(推進協議会・産経新聞社など)と大手スーパー、イトーヨーカ堂は、旬の魚介類をおいしく手軽に食べられるコラボレーションメニュー「ぶりの蒲(かば)丼」の試食販売を、首都圏の約90店の「クッキングサポート」コーナーで実施した。

天然のブリの旬は冬だが、養殖技術を駆使した一年を通じておいしいブリを使用。脂ののったブリの刺し身をうなぎのかば焼きのタレに漬け込むという新しい食べ方を提案する。“夏ブリ”を普及させ、家庭で魚を食べる機会を増やしたい考えだ。

調理に手間がかかるなどの理由で家庭の魚離れが進むなか、イトーヨーカ堂では調理の実演も行えるクッキングサポートを活用し、毎日の献立に役立つメニュー提案による魚食活性化に取り組んでいる。

今回使用するのは、水産大手の日本水産のグループ企業が養殖した「黒瀬の若ぶり」。天然のブリは産卵後の夏は身がやせてしまうが、このブリは一年を通じて「旬」と同様の身質の良さと脂ののりが特徴。選抜した優秀な親魚から人工的に採卵する「人工種苗」によって実現した。親魚は育成段階で光や水温を制御して成熟を早め、通常の産卵期より早い時期に採卵できる。生まれた稚魚は産卵前の2歳の夏に十分な大きさに育ち、出荷できるようになった。

同社広域食材一課の齋藤雄己さんは「身の色が鮮やかで冬のブリとまったく遜色がない。養殖技術を駆使することで実現した夏が旬のブリを味わってほしい」と話す。

「ぶりの蒲丼」は土用の丑の日(今年は7月27日)にちなんで考案。イトーヨーカ堂オリジナルの「うなぎ蒲焼のタレ」に刺し身を漬け込み、ご飯にのせるだけ。甘みのあるタレが脂ののったブリのうま味を引き立て、食欲をそそる夏場にピッタリのメニューだ。

同社鮮魚部の鮮魚担当マーチャンダイザー、佐藤直樹さんは「『ブリは冬』というイメージを変え、一年を通して食べてもらえるようにしたい。刺し身やカルパッチョは夏こそおいしい」と力を込める。

“夏ブリ”が定番となりそうだ。

一言メモ
ぶり以外の刺身でもおいしくいただけます。
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