日本各地の魚介料理を味わえる第5回「ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル2019~全国魚市場&魚河岸まつり~」(ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル実行委員会主催)が14日、東京都千代田区の日比谷公園で開幕した。17日まで。
昨年は4日間で約16万人が来場した恒例の食のイベント。新鮮な海鮮丼や温かい鍋料理、海鮮ラーメン、パエリアなどバリエーション豊かな魚介料理が集結。開場と同時に多くの人が来場し、お目当ての料理を堪能した。
その場で解体したマグロを使った「本まぐろ大トロ入り三色丼」や白子、カキ、あん肝のプリン体を集めた「痛風鍋」、プチプチのイクラが丼からこぼれぶ落ちる「こぼれいくら丼」は、行列必至の人気メニュー。青森・下北半島の津軽海峡の荒海で育ったブランド魚の「海峡サーモン丼」や野外イベントではめったに食べられない「ふぐちり鍋」など初登場のメニューもめじろ押しだ。
すでに行列ができ始めている店舗も!開幕初日の場内の様子
東日本大震災からの復興に取り組む福島県の水産業を応援する「ふくしま『常磐もの』を食べようエリア」も開設。黒潮と親潮がぶつかる同県沖で獲れた魚介類は「常磐もの」と呼ばれ、市場で高く評価されてきたが、原発事故の風評で需要が大きく落ち込んでいる。同エリアでは、同県いわき市の郷土料理をアレンジして新たに考案した「さんまのポーポー焼き小籠包」や「ほっきグラタン」などが味わえる。
開場時間は14、15日は午前11時~午後9時、16日は午前10時~午後9時、17日は午前10時~午後6時。入場無料。