千代田区の日比谷公園で開催中の第5回「ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル2019~全国魚市場&魚河岸まつり~」は15日、2日目を迎え、来場者でにぎわっている。注目を集めているのが、青魚のサバから抽出したフィッシュオイルをふんだんに使用した「さばのパエリア フィッシュオイル入りアリオリソースがけ」(800円)だ。
フィッシュオイルでサバの旨味がたっぷりつまった「鯖のパエリア」
フィッシュオイルは、生活習慣病の予防などに役立つDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)を豊富に含む注目の食材。今回のメニューは、サバの魅力を発信する全日本さば連合会の「サバジェンヌ」の池田陽子さんが監修し、パエリアの名店「エルトラゴン」(港区)が提供している。
さばのパエリアを紹介する全日本さば連合会の池田陽子さんと開発者・栗原靖武さん
オリーブオイルを敷いた鍋でサバを焼き、その際、皮から溶け出したオイルと特製スープで米を炊き上げ、うま味を凝縮した。表面はパリッとして身は脂がのったサバの半身とインゲン、紫玉ねぎなどの野菜と一緒に味わう。
池田さんは「サバのうま味が米に染み込み、とことんサバが味わえる一品。健康や美容に良いサバをおいしく食べてほしい」と話している。イベントは17日まで。入場無料。