千代田区の日比谷公園で開かれている「第8回ジャパン?フィッシャーマンズ?フェスティバル2022～全国魚市場&魚河岸まつり」と「発見！ふくしまお魚まつり」は18日、2日目を迎え、旬で新鮮な海鮮丼や焼きカキなどの漁師飯のほか、海鮮ラーメンや海鮮パエリアなどのメニューも人気を呼んでいた。

静岡県西伊豆町の直売所「はんばた市場」のブースでは、名物の干物を粉末にし、丸ごと使った「超濃縮！エボダイひもの丸ごとラーメン」や、駿河湾で獲れた真イカをミンチにして肝や墨も一緒に煮込んだイタリアン仕立ての「イカすイカディップ」などを販売。多くの人が西伊豆町の魅力をギュッと濃縮した料理を堪能していた。

千葉県八千代市からカップルで来た女性（25）は「いろいろなイカの部位の味がして、口のなかいっぱいにイカのおいしさが広がった。おいしいものを食べに西伊豆に行きたくなった」と話していた。

唯一の肉専門店として出店したシカやイノシシなどのジビエ（野生鳥獣肉）料理を提供する「ジビエト」のブースも多くの人たちでにぎわい、「ジビエは初体験」といった声が聞かれた。