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ひなちゃんパパの
家族レシピ

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春らんまんの味わい 「シラスと小松菜のチヂミ」

白くてふわふわとやわらかい「シラス」は、いかにも春らしい食べ物ですね。主にカタクチイワシやマイワシなど、イワシ類の稚魚のこと。ゆでた釜揚げシラスのほか、最近では生シラスもよく見かけるようになりました。

「シラスは骨まで丸ごと1匹食べられるので、カルシウムがたっぷり取れるの。ひなちゃんにもたくさん食べてもらいたいわ。同じく、カルシウム豊富な小松菜と合わせてチヂミを作ってみましょうか?」

江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が、こう提案してくれました。

シラスはそのまま食べられるし、小松菜も下ゆでいらず。生地に加えて焼けばOKなので手軽に作れますね。生地は小麦粉に片栗粉を加えると、表面はカリッと、中はもちもちとした食感に仕上がるそうです。

ボウルの中で生地を作って具材を合わせ、熱したフライパンに薄く流し入れます。火加減は中火。焼き目がついたらひっくり返して、両面をこんがりと焼けば出来上がり。

たれも身近な調味料で作ってみました。しょうゆと酢、ゴマ油を混ぜ合わせて。一味トウガラシやトウバンジャン、ユズコショウなどで、ピリッとした辛味を加えてもいいそうです。

熱々をほおばると、シラスの塩気が効いて後を引くおいしさです。ママもひなちゃんも箸が止まりません。「薄くて軽いから、いくつでも食べられそうだわ」とママ。おやつやおつまみにも、ぴったりです。小松菜をニラや春菊などに替えたり、チーズを加えたりしてアレンジも楽しめるとか。今度は食卓にホットプレートをのせて、みんなで焼きながら食べるのもいいね。

材料
(4人分)
シラス(釜揚げ) …50グラム
小松菜 …2株
…1個
小麦粉、片栗粉、しょうゆ、ゴマ油、サラダ油
<たれ>しょうゆ大さじ2、酢大さじ1、ゴマ油小さじ1、煎りゴマ(白)少量
作り方
1
ボウルに卵を割りほぐし、水150ミリリットル、ゴマ油、しょうゆ各大さじ1を加え混ぜる。小麦粉100グラム、片栗粉50グラムをふるい、加え混ぜる。
2
小松菜は茎も葉も1センチ幅に切る。シラスと合わせ、①に加えて全体を混ぜる。
3
フライパンにサラダ油小さじ2を熱し、②の半量を流し入れる。薄く広げて、両面をこんがりと焼き上げる。同様にもう1枚焼く。
4
食べやすい大きさに切って、器に盛る。たれの材料を混ぜて、添える。
取材協力・江上料理学院
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