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ひなちゃんパパの
家族レシピ

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洋風で味わう旬の野菜「レンコンと鶏肉のレモンクリーム炒め」下ごしらえにおいしさのコツ

一年中出回っている野菜も、いかにもおいしそうな輝きを放ち、旬の時季を知らせてくれることがあります。今はそれがレンコンです。煮物やきんぴらといった和食に偏りがちなので、洋風のバリエーションを、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生に教えてもらいました。

「白い色を生かして、クリーミーな炒め物にしましょう。相性のいい、淡泊な鶏むね肉を合わせるのがおすすめよ」と江上先生。見た目も味もうまく仕上げるためには、下ごしらえにコツがありました。

レンコンは酢を加えて下ゆでします。こうすると変色を防いで、より白く仕上がるとか。後で炒めるので軽くゆでればOK。鶏むね肉は下味をつけたら小麦粉をまぶします。この粉が、おいしそうなとろみを生み出します。焦げないように火加減に注意しながら焼き、いったん取り出しました。

次にレンコンを炒めたところに鶏肉を戻し入れて、牛乳を加えます。「濃厚なコクを出したい場合は、生クリームを使うといいの。でも、今日はひと味違う、さっぱりとしたクリーム炒めにしてみましょう」

江上先生のアドバイス通りにレモン汁で爽やかな風味を加えて、真っ白なレモンクリーム炒めが出来上がりました。スライスしたレモン、小ネギを散らして彩りを添えました。

「レンコンがシャキシャキして、甘くておいしいですぅ」と、ひなちゃんは気に入った様子。レンコンは繊維を断つように切りましたが、繊維に沿って縦に切れば、今度はホクホクの食感に。変化をつけながら、旬の味を楽しみたいな。

材料
4人分
レンコン 200グラム
鶏むね肉(約200グラム) 1枚
おろしニンニク 小さじ2分の1
牛乳 2分の1カップ
レモン汁 小さじ1~2
レモン(薄い半月切り)、小ネギ(小口切り) 各適量
塩、コショウ、小麦粉、酢、サラダ油
作り方
1
鶏むね肉は大きめの一口大に薄く切り、塩小さじ2分の1、コショウ少量、おろしニンニクをまぶしつける。小麦粉をまんべんなくまぶす。
2
レンコンは皮をむき、5ミリ幅の半月切りにする。酢少量を加えた熱湯で軽くゆでる。
3
フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、①を焦がさないように焼いて、取り出す。
4
③のフライパンにサラダ油大さじ2分の1を熱し、②を入れて全体に油が回るまで炒めて塩少量をふる。③の鶏肉を戻し入れて牛乳を加え、とろみが出てきたらレモン汁を加え混ぜる。塩少量で味を調える。
5
器に④を盛り、レモン、小ネギを散らす。
取材協力・江上料理学院
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