いよいよ20日にラグビーW杯の開幕が迫りました。4年前のイングランド大会で強豪、南アフリカから大金星を挙げて世界中を沸かせた、あの雄姿をまた期待したいですね。それには、開幕戦でロシアに勝って勢いをつけるのが大事。相手を知るには、まず食から-。わが家でロシア料理を作ってみることにしました。
「郷土料理のペリメニはいかが?刺し身用のサーモンと市販のギョーザの皮を使って手軽に作ってみましょう」
江上料理学院副院長、江上佳奈美先生が“ロシア風水ギョーザ”の作り方を教えてくれました。
タネにピクルスを加え、中国のギョーザとは違って丸く包むのがポイントだそうです。まず、タマネギとピクルスをみじん切りにし、サーモンと一緒にミキサーにかけます。
「ミキサーを使わずに、サーモンを包丁で細かくたたいて混ぜてもOK。そうすれば食感が楽しめるわ」と江上先生。
ギョーザの皮にタネをのせ、縁に水をつけて二つ折りにし、半月状に。さらに両端に水をつけて端と端をしっかりくっつけると丸い形になりました。「ひだを寄せて包むより簡単ね」とママ。ひなちゃんは「帽子の形みたいでかわいいですぅ」
煮立たせたスープに入れてぷかぷかと浮いてきたら出来上がり。江上先生がサワークリームを添えると、ぐっと本格的になりました。
つるっとしたのどごしで、サケのうまみにピクルスの酸味が効いてクセになる味。「敵ながらあっぱれ!」のおいしさです。
サーモン(刺し身用・80~100グラム) | …1パック |
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タマネギ | …10グラム |
ピクルス(キュウリ) | …小1本 |
ギョーザの皮 | …16枚 |
サワークリーム | …大さじ2 |
固形コンソメ、塩、コショウ |