魚の国 宝の国 SAKANA & JAPAN PROJECT

SAKANA & JAPAN PROJECT
Facebook Twitter Instagram

ひなちゃんパパの
家族レシピ

054

おからのソーセージを作ろう

手作りのおつまみでお酒を飲むのが楽しみになった人も多いのではないでしょうか。ダイエットのために、とママがよく買ってくる「おから」を使ってヘルシーなおつまみを作ってみました。大豆から豆乳をしぼって、豆腐を作る過程でできるおからは食物繊維が豊富です。

江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が、おからと鶏ひき肉を混ぜた手作りソーセージのレシピを教えてくれました。「風味付けに加えるハーブは好みのものでOK。生でも乾燥でも粉末でも、どんなタイプでもいいのよ」と江上先生。

今日はチリパウダーを使いました。トウガラシをベースにオレガノやパプリカなどのハーブ、スパイスを合わせた粉末の調味料です。そのほか、ソーセージの語源といわれるセージやバジル、パセリでも。生のハーブはみじん切りにして加えます。

マヨネーズを加えるのもポイント。つなぎだけでなく、パサつくのを防ぐ役目もしてくれるそうです。ボウルに材料を入れ、練るようにしっかりと混ぜて、ソーセージの形に整えていきます。1本ずつラップでくるくると包み、両端をキュッとねじって〝キャンディー包み〟に。電子レンジで加熱し、フライパンでこんがりと焼き色を付けて完成です。

おいしそうに出来上がったので、みんなで食べてみました。しっとりとした食感で、ハーブの風味が効いています。「ヘルシーなのに、ソーセージの食べ応えはそのままね」とママ。ひなちゃんはトマトケチャップを付けて頰張っています。おつまみのつもりで作ったのに、こんなに喜ばれるなんて。「父の日」にもぴったりのメニューです。

材料
(12本分)
おから、鶏ひき肉 …各100グラム
好みのハーブ …大さじ2分の1~1程度
塩、マヨネーズ、片栗粉、サラダ油
作り方
1
ボウルにおから、鶏ひき肉、塩小さじ4分の1、マヨネーズ、片栗粉各大さじ2、ハーブを入れてよく混ぜる
2
①を12等分し、棒状のソーセージの形に整える。ラップで1本ずつ包む。
3
耐熱皿に並べ、600ワットの電子レンジで2分ほど加熱する(軽く触って弾力が出るまで)。そのままの状態で冷ます。
4
ラップを除いて、サラダ油少量を引いたフライパンに入れ、軽く焼き色を付ける。
5
器に④を盛り、パセリなどを添える。
取材協力・江上料理学院
Page Top