「チキンにケーキ…後はどんな料理がいいかしら」

クリスマスが近づいて、ママはメニュー選びに頭を悩ませています。そういうときは、やっぱりサラダが一番。僕が作ってみようかな。

「ツナを入れたコールスローはいかが？味付けに、はちみつで優しい甘みを加えると、ひなちゃんも喜ぶと思うわ」

江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が、ごちそう感たっぷりのサラダを提案してくれました。

コールスローは、仕上がりが水っぽくならないようにするのがおいしく作るコツだとか。キャベツの千切りは、切り口から水分が出やすいように、繊維を断つように切ります。まな板に葉脈が横になるように重ねて、端から細かく切っていきます。

江上先生は、「こうやって切ると食感がやわらかくなるし、味もしみやすいの」。

ニンジンも千切りにして、塩をふって20分ほどおくと、水分が出てきました。水洗いはせず、両手で挟んで、押すようにして水分を絞ります。歯応えを残すために、軽く絞るといいそうです。

マヨネーズ、はちみつ、コショウを混ぜた中に、ツナと野菜を加えてあえれば出来上がり。簡単です。

ツナとキャベツは鉄板の組み合わせ。はちみつのほのかな甘みも手伝って、食べ飽きないおいしさです。

「ナッツやレーズン、輪切りにしたオリーブなどを加えてアレンジも楽しんでね」と江上先生。身近な材料で作れ、作り置きができるサラダは何かと重宝しそうです。