桜の開花が待ち遠しいですね。桜にちなんだものをおうちの中で探してみたら、台所に「サクラエビ」を見つけました。手っ取り早く、チャーハンなら作れるかな?
「それもおいしそうだけれど、今日は目先を変えてお煎餅にするのはどうかしら?」
江上料理学院副院長の江上佳奈美先生がこう提案してくれたので、ひなちゃんと手作りしてみました。
温かいご飯とサクラエビ、ゴマを用意したら、江上先生は青のりを持ってきて、「これでもう1種類、作ってみましょう」。
ご飯を半分に分け、一方にサクラエビとゴマを、もう一方には青のりと粉チーズを混ぜました。ひなちゃんにも手伝ってもらって、形を整えます。お団子のように丸めてからラップで挟みます。ひなちゃんは手に持って、「このままでも、おにぎりみたいでおいしそうですぅ」。
平らな台に置き、上から手のひらで押しながら薄くのばし、電子レンジで加熱します。「ご飯の水分量や厚みで加熱時間は変わるので、様子を見ながら加減して。加熱しすぎると焦げてしまうから注意してね」と江上先生。
サクラエビを加えたほうは両面にしょうゆを薄く塗って、油を引かずにフライパンで焼くと、こうばしい香りが漂いました。食べると、今度はこうばしい香りが口に広がり、2度楽しめました。青のり煎餅は、磯の香りとチーズの風味がたまりません。ひなちゃんはおいしそうに食べながらも、「さっきまでおにぎりみたいだったのに不思議ですねぇ」。
ご飯(温かいもの) | …1合分 |
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サクラエビ | …8グラム |
青のり、煎りゴマ(黒)、粉チーズ | …各大さじ1 |
しょうゆ | …適量 |