23日は土用の丑の日です。記録的な早さで梅雨が明けて猛暑が続いたので、バテ気味という人も多いのではないでしょうか?今年こそウナギを食べて、スタミナをつけたいですね。
「ウナギのかば焼きは高価だし、今年の夏はいろいろな食品も値上がりしているのよね…」。ママが遠い目をして、こうこぼしました。確かに、ぜいたくは言えませんね。
「1人分のかば焼きでも、アイデア次第でボリュームたっぷりのおかずになるわ。ウナギと相性がいい卵を使って一品作ってみましょう!」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が助け舟を出してくれました。
かば焼きに加えて用意したのは卵と、スタミナ野菜のニラ。いかにも元気が出そうな組み合わせです。材料を食べやすい大きさに切って、割りほぐした卵に混ぜます。熱したフライパンに流し入れると、「ジュッ」と音が立ちました。菜箸で大きくゆっくりと混ぜ、半熟程度で火を止めてお皿に盛りました。
「鶏がらスープで透明感のあるあんを作るのがおすすめよ」と江上先生。さっと作って、うな玉の上からとろりとかけると、ごちそう感がぐっと増しました。彩りもいいし、これは食欲がそそられます。ママは口に運んで、「かば焼きの甘辛いたれと卵がよく合うわ」と、にっこり。ひなちゃんもスプーンですくって、ご飯にのせながらおいしそうに食べています。スルスル…とおなかに収まって、食欲も元気も復活しました。
ウナギかば焼き(1人分) | …100グラム |
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ニラ | …3本 |
卵 | …3個 |
鶏がらスープのもと、塩、コショウ、片栗粉、サラダ油 |