10月31日のハロウィンにつきものなのがカボチャです。台所を見回して、カボチャに合う食材を探すと、ツナ缶に目が留まりました。
「油で揚げずにオーブンで焼く『スコップコロッケ』を作ってみましょうか」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生がすすめてくれました。
カボチャは電子レンジにかけてやわらかくし、オレンジ色の実をくり抜いて潰しました。タマネギのみじん切りもバターをのせ、レンジで加熱してしんなりとさせます。
材料を合わせて、マヨネーズであえればコロッケ生地の出来上がり。グラタン皿に入れ、パン粉と粉チーズをふりかけます。200度のオーブンで10分ほど焼きます。オーブントースターを使ってもOK。すでにコロッケ生地には熱が通っているので、表面にこんがりと焼き目がつけばいいそうです。
仕上げに、「残ったカボチャの皮を使って顔を作ってみましょう」と江上先生。包丁で目や鼻などのパーツに切って上にのせれば、カボチャのおばけ「ジャック・オー・ランタン」が現れました。
思いのほか、かわいらしく仕上がって、ひなちゃんは「パパ、これは全然怖くないですぅ。どこから食べればいいですか?おでこから?ほっぺから?」。
スプーンですくって食べると、口の中でパン粉の「サクッ」と、カボチャの「ホクホク」の食感が重なります。カボチャの甘みと、ツナのうまみがよく合いますね。ハロウィンの定番メニューに決定です。
カボチャ | …1/2個(約900グラム) |
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ツナ油漬け缶詰 (内容量70グラム) |
…1缶 |
タマネギ | …100グラム |
粉チーズ | …大さじ1/2 |
パン粉 | …大さじ1 |
塩、コショウ、マヨネーズ、バター |