いよいよサッカーＷ杯カタール大会が20日に開幕します。特に23日の初戦は大切ですよね。日本の相手は強豪のドイツ。何はともあれ、僕は「ジャーマンポテト」を作ってみようと、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生にレシピを教わりました。

「まず、ジャガイモを粉ふきいもにしましょう」と江上先生。水から、やわらかくなるまでゆでます。竹串を刺して、すっと通るくらいになったら湯を捨てます。再び火をつけて、鍋を揺すりながら水分を飛ばすと、ジャガイモの角が取れて、粉がふいたようにホクホクした感じになりました。

タマネギは繊維を断つように薄切りに。早く火が通って、しんなりとします。江上先生は、「軽く焼き色がつくまでじっくりと炒めるのがおいしさのポイントよ」。今日はサラダ油で炒めましたが、オリーブ油でもいいし、バターを使うと、コクのある味に仕上がるそうです。

さらに、ベーコンを炒めて脂をしっかりと引き出し、ジャガイモとウインナーソーセージを加えて、全体になじませながら炒め合わせます。う～ん、攻撃的なニンニクのいい香りで、食欲が刺激されます。

食卓にのせると、なかなかのボリュームです。温かいうちにいただきます。「おいもがホクホクでおいしいですぅ」とひなちゃん。ママは「ベーコンからもソーセージからもうまみが出ておいしいわ。これは大人も子供も好きな味ね」。じっくりと炒めたタマネギの甘みが、全体をうまくまとめています。

もちろん、ビールとも相性はばっちり。「敵ながらあっぱれ！」と言わざるを得ません。