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ひなちゃんパパの
家族レシピ

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夏野菜のゼリー寄せ

キュウリやナスなど、暑い夏に旬を迎える野菜は、みずみずしくておいしいだけではなく、体の熱を取る働きがあります。旬のものを食べるといい理由がちゃんとあるんですね。

「お料理も工夫次第で、見た目から涼を呼ぶことができるわ」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生。カラフルな夏野菜を使った、冷たいゼリー寄せのレシピを教わりました。

まず、粉ゼラチンに水を混ぜて、しばらくおきます。顆粒(かりゅう)の和風だしでだし汁を作り、戻したゼラチンを入れて溶かせば、ゼリー液の出来上がりです。

野菜はひとつの鍋でパプリカ、オクラ、そしてトウモロコシを次々と軽くゆでました。ゼリー液が冷めて、とろみが出てきたところに野菜を加え、涼しげなガラスの器に入れました。冷蔵庫でよ~く冷やして固めます。

「野菜は枝豆やヤングコーンなど、お好みでアレンジしてもOK。ただし、トマトなど水分が多いものは、ゼラチンが固まりにくくなるので注意してね。小さな器ではなく、大きな器に流し入れて固め、すくうようにしてもいいのよ」と江上先生。

冷蔵庫から取り出して食卓にのせると、一瞬すっと涼しい風が吹いた感じがしました。

「ゼリーはぷるんぷるん、お野菜はしゃきしゃきでおいしいですぅ」と、ひなちゃんは食感が気に入ったようです。ママは、「サラダとはひと味もふた味も違う夏野菜の食べ方ね。ごちそう感もあって、気分が上がるわ!」。

今日は和風だしを使って和の味にしましたが、顆粒コンソメを使えば洋風に仕上がります。今度は、カツオ節から丁寧にだしを取って、〝料亭の味〟を目指しちゃおうかな。

材料
(2枚分)
パプリカ(赤) …大2分の1個
オクラ …2個
トウモロコシ …2分の1本
粉ゼラチン …7グラム
和風だし(顆粒)、塩
作り方
1
粉ゼラチン、水大さじ3を合わせて、しばらくおく。
2
鍋に水1と2分の1カップ、和風だし小さじ1を入れて加熱し、温まったら火から下ろす。①を加えて溶かす。
3
オクラは塩少量をふって板ずりする。パプリカはへたと種を取り除く。
4
トウモロコシは包丁で実をこそげ取る。
5
鍋に湯を沸かし、③をさっとゆでて引き上げ、冷水に取る。鍋に④を入れてさっとゆで、水気を切る。オクラはへたを取り、薄い輪切りに。パプリカは1センチ角に切る。
6
②が冷めてとろみが出てきたら⑤を加え混ぜ、器に等分して入れる。冷蔵庫に入れ、よく冷やして固める。
取材協力・江上料理学院
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