魚食の推進に取り組む「SAKANA&JAPAN PROJECT」(産経新聞社など)とプロの料理家が家庭に出向き、作り置きのおかずを調理してくれる出張代行サービスを展開するシェアダイン(渋谷区)は19日、「家庭でさばく!お魚食育プラン」を始めた。
魚を一緒にさばいて、子どもの関心を高める「お魚食育」
家庭で“魚離れ”が進むなか、子供の前で魚をさばいて調理を一緒に体験してもらうことで、魚を食べる機会を増やすと同時に、食の大切さを学ぶ食育の機会とするのが狙い。
この日は、文京区の永岡和道さん(38)宅を日本料理店での勤務経験を持つ中山孝太郎さん(31)が訪問。4歳の紗知さんに教えながらアジを手際よくさばき、南蛮漬けなどを調理した。
紗知さんは「血が怖かったけど楽しい。もっとやりたい」と興味津々。永岡さんは「自分で作ったから、よく食べてくれた。魚に関心を持ってくれたらうれしい」と話していた。
プランは魚をさばく実演のほか、約3時間で魚料理を含む8~10品前後を調理。料金は8500円(税・交通費込み、食材費別)。2月11日まで。
今回調理したメニューの1つ「骨せんべい」
今回調理したメニューの1つ「鯵の南蛮漬け」