7月27日は土用の丑(うし)の日。暑い盛りで、昔からうなぎなど「う」のつくものを食べると夏バテしないといわれています。でも調べてみると、土用シジミ、土用卵、土用餅などの土用の食べ物もあるようです。
「栄養もうまみもたっぷりなシジミを使って、みんな大好きなラーメンを作ってみるのはいかが?」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が勧めてくれました。
シジミは砂抜き済みのものを使えば便利です。具はワカメとネギ、それからひなちゃんの好きな味付け卵も用意しなくちゃ。
まず、ゆで卵作りから始めました。鍋を火にかけている間に、ポリ袋にしょうゆやみりんなどの調味料を入れて合わせておきます。卵の殻をむいてこの中に漬けて半日ほどおきます。
シジミを煮立たせてスープを作ります。「貝類は煮すぎると身が硬くなって、味も落ちてしまうから注意してね。口がパカッと開いたら火を止める合図よ」と、江上先生が教えてくれました。器にゆでたての麺を盛ってスープを加え、具を添えれば完成。僕の分は、味付け卵を2切れも入れた特別仕様です。
「シジミのうまみがじんわりと染みるわ」とママ。ひなちゃんは「卵も味が染みておいしいですぅ」。
スープはしょうゆやみそなど市販のラーメンスープのもとを使ってもOK。アサリとは違ってシジミはしょっぱくないので、味を邪魔しないとか。3人そろってスープまで残さず完食し、すっかり元気がチャージされました。
シジミ(殻付き、砂抜き済み) | …200グラム |
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生中華麺(細) | …3玉 |
ワカメ(塩蔵) | …15グラム |
卵 | …2個 |
小ネギ | …2本 |
鶏がらスープのもと、酒、砂糖、しょうゆ、みりん、ゴマ油 |