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ひなちゃんパパの
家族レシピ

036

シジミラーメン

7月27日は土用の丑(うし)の日。暑い盛りで、昔からうなぎなど「う」のつくものを食べると夏バテしないといわれています。でも調べてみると、土用シジミ、土用卵、土用餅などの土用の食べ物もあるようです。

「栄養もうまみもたっぷりなシジミを使って、みんな大好きなラーメンを作ってみるのはいかが?」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が勧めてくれました。

シジミは砂抜き済みのものを使えば便利です。具はワカメとネギ、それからひなちゃんの好きな味付け卵も用意しなくちゃ。

まず、ゆで卵作りから始めました。鍋を火にかけている間に、ポリ袋にしょうゆやみりんなどの調味料を入れて合わせておきます。卵の殻をむいてこの中に漬けて半日ほどおきます。

シジミを煮立たせてスープを作ります。「貝類は煮すぎると身が硬くなって、味も落ちてしまうから注意してね。口がパカッと開いたら火を止める合図よ」と、江上先生が教えてくれました。器にゆでたての麺を盛ってスープを加え、具を添えれば完成。僕の分は、味付け卵を2切れも入れた特別仕様です。

「シジミのうまみがじんわりと染みるわ」とママ。ひなちゃんは「卵も味が染みておいしいですぅ」。

スープはしょうゆやみそなど市販のラーメンスープのもとを使ってもOK。アサリとは違ってシジミはしょっぱくないので、味を邪魔しないとか。3人そろってスープまで残さず完食し、すっかり元気がチャージされました。

材料
(3人分)
シジミ(殻付き、砂抜き済み) …200グラム
生中華麺(細) …3玉
ワカメ(塩蔵) …15グラム
…2個
小ネギ …2本
鶏がらスープのもと、酒、砂糖、しょうゆ、みりん、ゴマ油
作り方
1
卵はゆでて殻をむく。ポリ袋に砂糖、しょうゆ、みりん各大さじ1、酒大さじ2を入れて混ぜ、ゆで卵を加えて口を閉め、半日ほどおく。半分に切る。
2
シジミは水洗いして水気を切る。
3
ワカメは水洗いして水に漬ける。水気を絞って食べやすい大きさに切る。小ネギは小口切りにする。
4
鍋に水750ミリリットル、鶏がらスープのもと小さじ2と1/2、酒大さじ2、ゴマ油小さじ1、②を入れて火にかけ、シジミの口が開くまで煮る。
5
たっぷりの熱湯で生中華麺をゆでて器に盛り、④のスープをシジミごと入れて、①③を添える。
取材協力・江上料理学院
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