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ひなちゃんパパの
家族レシピ

052

焼きスコッチエッグ

春は新しい季節の始まりです。春のお祭りといえばイースターがあります。イエス・キリストの復活を祝う行事で、「春分の日を過ぎて最初の満月の次の日曜日」、つまり今年は4月4日。イースターのシンボルで有名なのが“卵”ですね。

「卵に色を塗ってテーブルに飾りたいです」とひなちゃん。それも楽しそうだけれど、僕は食べられる料理の方が興味をそそられるなぁ。

「スコッチエッグを作ってみるのはどうかしら?」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生がすすめてくれました。

ゆで卵をハンバーグみたいな肉ダネで包んで、パン粉をつけて油で揚げる...。レシピを思い浮かべてみても、かなりハードルが高そうです。

「今日は揚げずに焼きましょうか。卵もこれを使って」と、江上先生はウズラ卵の水煮を取り出しました。一口サイズのかわいらしいスコッチエッグが作れそうですね。

小さい卵を包む肉ダネは、タマネギをできるだけ細かいみじん切りにするのがポイントです。ひき肉、パン粉などとともに粘りが出るまでよく混ぜたら、小麦粉をまぶしたウズラ卵を覆うように包んでいきます。

「火を通りやすくするために、肉ダネは厚くならないように注意してね」と江上先生。衣をつけ、フライパンで転がしながら、全面にこんがりとした焼き色をつけました。

ひなちゃんはパクッと口に入れ、「ふんわりとしていておいしいですぅ」。味付けはデミグラスソースやトマトケチャップなどお好みで。半分に切ると黄身の鮮やかな色が現われて、お祭り気分が盛り上がります。

材料
(3、4人分)
合いびき肉 …100グラム
ウズラ卵水煮 …8個
タマネギ …50グラム
溶き卵 …1個分
塩、コショウ、パン粉、小麦粉、サラダ油
作り方
1
タマネギはみじん切りにする。
2
ボウルに合いびき肉、①、パン粉大さじ1、溶き卵の半量、塩小さじ1/3、コショウ少量を入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。8等分する。
3
ウズラ卵の水気をおさえ、小麦粉をまぶす。1個ずつ②で覆うように包む。小麦粉をまぶし、残りの溶き卵にくぐらせてパン粉をつける。
4
フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、③を入れて全面に焼き色がつくまで、転がしながら火を通す。
5
器に④を盛り、レタスやミニトマトなどをつけ合わせる。
取材協力・江上料理学院
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