8月になって、いよいよ暑さも本番。暑い日は冷たくて、のど越しのいい食べ物が恋しくなります。
「プリンやゼリーなどのひんやりとしたデザートもいいけれど、冷たい茶碗(ちゃわん)蒸しはいかが?」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生がすすめてくれました。
茶碗蒸しはママもひなちゃんも大好き。でも、だしを取るのに手間がかかりそう…。と思っていたら、江上先生が缶詰を持ってきてくれました。ホタテ貝柱の水煮缶です。
「具としてはもちろん、うまみたっぷりの缶汁もだしに加えれば、余すことなく便利に使えるの」
早速、缶汁を利用してだし汁を作りました。しょうゆで軽く味付けし、溶き卵と混ぜれば卵液の完成。こし器やざるでこすと、滑らかな口当たりに仕上がるそうです。
具はホタテ、シイタケ、そしておつまみの枝豆も入れちゃいました。
耐熱容器に具材を入れて卵液を注ぎ、ひとつずつラップをかけて、蒸気の上がっている蒸し器に入れました。蓋をして中火で2分、弱火で約10分加熱します。竹串を刺してみて、卵液ではなく透明な汁が出てくれば中まで固まっている合図です。
蒸し器がない場合は、鍋に深さ1~2センチほどの湯を沸かして、ラップをかけた耐熱容器を入れ、蓋をして加熱する、という方法もあるとか。
冷蔵庫で冷やしてからいただきます。「食感もうまみも、ホタテの存在感がすごいわ」とママ。ひなちゃんは「ひんやり、つるんとして、おいしいですぅ」。ひと口ごとに、暑さが和らいでいきました。
ホタテ貝柱水煮缶詰(内容量120グラム) | …1缶 |
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卵 | …2個 |
生シイタケ | …3枚 |
枝豆(ゆでたもの) | …20粒 |
顆粒和風だし、しょうゆ |