オレンジ色のカボチャのランタンが、街をにぎやかに飾っています。31日はハロウィーン。カボチャに合う食材をいろいろと探してみました。鮮魚売り場では、なかなかメニューのイメージがわきませんね。
「ひなちゃんパパ、これを使ってみては?」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が、白いはんぺんを持ってきてくれました。
なるほど、その手がありますね。カボチャと混ぜて生地を作り、団子にしてみることにしました。カボチャは電子レンジで加熱してやわらかくします。タマネギのみじん切りもレンジで加熱します。その後で、はんぺん、片栗粉と一緒にフードプロセッサーにかけます。すり鉢を使って、すり混ぜてもいいそうです。
ひなちゃんに手伝ってもらって、手に水をつけながら、小さな団子状に丸めました。表面に片栗粉をまぶしつけるときは、バットなどに片栗粉を広げて、その上で転がすようにすると、うまくできます。
「油で揚げてもいいけれど、今日はもっと簡単に、フライパンで焼くレシピで作ってみましょう」と江上先生。材料にはすべて熱が通っているので、表面さえ焼き色が付けばOK。簡単でスピーディーなのは、調理済みのはんぺんならではです。生の魚介を使う場合は、火の通りが気になるのでこうはいきません。
焼き上がった団子を器に盛って、食卓へ運ぶと、ひなちゃんが喜んで「ハロウィーンのおかずですぅ」。自然な甘味の優しい味わい。ふわっと魚の風味も口に広がります。カボチャ料理のバリエーションがひとつ増えました。
カボチャ | …300グラム |
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はんぺん | …100グラム |
タマネギのみじん切り | …30グラム |
片栗粉、サラダ油 |